TOP > 他とどこが違うの?


『家が欲しいと思っているけど、どういう基準で選んで

いいのか、どこに頼んでよいのか、さっぱりわからな

い。』
                                                                      代表

 

そう思われるのは、あなただけではありません。

実は10人中7~8人の方が同じ体験をされています。

 

その結果、契約してからまたは完成入居してから、『思っていたことと違った。』『こんなはずではなかった。』と、後悔される方が存在します。

一方、『思った以上に良かった。』『他人から、ほめられ自慢できた。』『人から良い家だと言われるのが楽しくてよかった。』『家に帰るのが実に楽しい。』と喜びをかみしめる人々もいます。

家を造って損をする人、家を造って得をする人

その運命の分かれ道は、実に簡単なところにあります。  

職人さん主導権で家造りが進む場合

少し前までは親戚に大工さんがいたり、町内や近くに大工さんがいたりしますと、その大工さんに頼んで家を建ててもらっていました。

建築主は大工さんに頼んで家を建てていただく、大工さんは家を建ててあげるという感覚で、立場上、大工さんのほうが優位だったように思います。

このような位置関係の中では、主導権は大工さん側にあり、大工さんの満足する家を建ててもらっていたようです。


T市のKさんの話です。

『もうそろそろ、家を建て替えたいね』と夫婦で話していました。

たまたま町内の会合の時、同じ組の電気工事屋さんに、家の話をしたところ、知り合いの大工さんを紹介してくれました。

自分たちで考えていた予算もあったのですが、『これぐらい出さないと良い家はできないですよ。』と言われ、承諾してお願いしました。

上棟してしばらく経つのですが何の連絡もなく、誰も来ません。

早く造って欲しいと連絡しても、なかなか来てもらえませんでした。

たびたび電話するものですから、『急いでは良い家はできませんから』と言われる始末です。

家族が多いので洗濯物を干すベランダを大きく造って欲しかったのですが、見映えが良くないし家が長持ちしなくなると意見を聞いてもらえません。

少し希望を言ってみると『格好が悪い』『家が弱くなる』と言われ、私たちが住む家なのに誰の家を造っているのかわからなくなりました。

大工さんが一人前の職人になるのに相当の年月がかかります。現在では、時代の変化が速くなり、過去に習得した技術や経験と、新しく開発された技術、設備や材料に考え方の相違が存在する事もあります。

材料も技術もどんどん進化している

以前、住宅は山で切った木材を自然乾燥して使っていました。

自然乾燥といっても、雨と湿気の多いわが国では木材の湿気が抜け切れず、急いで建てた場合などは、数年で敷居や鴨居と柱の間にすきまができたりしました。

そんな事情の中では建築後、柱が長年かかって乾燥して年輪の目に沿って曲がってしまうこともありました。

そのせいで建具と柱間の隙間ができたりもしました。

特に、乾燥する冬の季節では木材の湿気が多く放出されます。突然家の天井裏などでバキバキと大きな音がしたりすることがあります。

これは木材の湿気が抜け乾燥することによって、収縮しきれなくなった木材に亀裂の入る音です。
  
住宅の材料を生木の状態で使用した場合、入居1年めの冬には大量の湿気が放出されバチバチ、バチバチと騒がしい限りです。

木材は湿気の多い梅雨に湿気を吸って、湿気の少ない冬に湿気を放出します。そんな状態で自然に乾燥するのに3~4年かかります。

その間はでバチバチと材木が冬の間に乾燥収縮の音がすると言われています。

十年以上前の木造の高級な家は地元の材料、特に松が多く使われていましたので2年も3年もの工期をかけて材料を乾燥させながら家づくりが行なわれてきました。

一般の方々が、自分の住まいを建てるのにそんなに長い工期では、費用や生活に負担が多すぎるので、なるべく速く建てる事のできる工法、技術(材料の人工乾燥等)が行なわれるようになりました。

時代の変化に対応

従来の考え方による家づくりが受け継がれてきました。しかし現在では、それだけではない時代になったことを皆さん良くご存知だと思います。

木造住宅でも驚くべき短期間で工事が完成できるようになりました。

人工乾燥をした材料で工程管理をしっかりして、現場加工を減らせば驚くべき工期短縮が可能です。

しかしながら、すべての住宅でうまくいくわけではありません。

工期を短縮するだけで、今まで通りの生木の材料を使った場合には問題が起こりやすくなります。

そんな状態では、カビの発生や、シロアリの被害の危険性が多くなります。

安心できる業者のチェックポイント

過去に欠陥住宅と騒がれた多くの事例の中に、生木工期を短縮した住宅が多くあったように推測できます。

ではどうしたら、大切な住宅を建てるのに安心して頼める業者かどうかの判断ができるのでしょうか。

時代がどんどん進んでいる中で、頑固一徹昔ながらの方法が良いとされるのは、伝統工芸や芸術の世界です。

新しい技術や設備がどんどん取り入れられていく中では、情報収集や勉強も必要です。素晴らしい技術製品が世に出回っているのに目を向けようとしないようでは不安です。

従来の浴室の建築方法は、ブロックを積んだり、コンクリートで浴室の回りを囲い浴槽を入れて造りました。

この方法が一般的な時代がありました。しかしながら、どうしても浴室や洗面脱衣で発生する湿気が家の内部に入り込みシロアリの被害が多く出てしまいました。その上、冬寒いという欠点もありました。

現在はほとんど、ユニットバスかシステムバスと呼ばれる組み立て式の浴室に変わりました。

湿気に対しても、浴室本体が一体構造になっているため、見えないところに侵入することがなく、シロアリの被害もほとんどなくなりました。

さらに、気密性、断熱性が飛躍的に向上したため、冬の寒さに震えながら入浴するということもなくなりました。

この浴室が普及してからでも、まだ旧来の方法で浴室を造っていた業者もありましたので、新築の家で、冬の寒さに震えながら入浴する方の事を考えると複雑な気持ちになります。高齢者がお住まいになるようだと大変お気の毒だと思います。

現在は多種多様なことが言われる時代です。新しい技術・製品に対して、その業者がどのように考えて住宅造りに取り組んでいるか、良く聞いてみることです。

ユニットバスが普及してきた時代には、『どうしてユニットバスを使うのですか。』や『どうしてユニットバスを使わないのですか』を数多くの業者に質問することによって、いろいろなことが判ってくるのです。

今なら、『どうして高気密高断熱の住宅をしないのですか。』『どうして高気密高断熱の住宅を建てるのですか』という質問で高気密高断熱住宅の長所、短所が判り、共感できる会社を選ぶことも可能です。

より的確な質問によってまじめに取り組んでいる業者かどうか共感できる会社かどうか、知ることができます。

住宅の価格はどうして決まるのか

住宅のほとんどが木造在来工法であった時代の住宅価格を材料、賃金だけで考えた場合、非常に人件費の安い時代でした。

そんな時代の高価な住宅とは、金額の高い材料に多くの手間をかけて造りあげた住宅でした。

知り合いの工務店の社長から聞いた話です。社長の祖父があるご隠居さんの仕事をさせていただいたそうです。

和室の天井板にかんな(板を削る道具)をかけていました。たまたまご隠居さんが見ていて、社長の祖父に『大工さん、板にかんなをかける時には1度削ったら、かんなの刃を砥いでください。』と言われたそうです。(今では、かんなをかける作業は、ほとんど電気かんなです。1度かんなの刃を研ぐと二十枚くらいの板は削れます。)

社長の祖父は地元では相当に腕の良い宮大工として知れていた人で、かんなの刃が切れなかったのではありません。そこのお施主(建築主)さんは、すごいお金持ちだったのです。いくらお金がかかるかということよりも自分の家づくりを納得の上で楽しんでいたように思います。

話は横道にそれましたが、この時代の人件費が安かった事で住宅は手間を多くかけて造られていました。

住宅価格は材料の価格に大きく左右されていました。

日本の住宅価格の真相

 木造住宅が全盛期の時代に多くのハウスメーカーが全国に勢力を伸ばしていきました。

世界の住宅産業の中大手の住宅メーカーが存在する国は日本だけと聞きました。私なりにいろいろな理由を探して出した結論をお話します。

日本の木造住宅は、同じ大きさ、同じ間取りでも価格が一定ではありません。前にも書いたように、材料の違いで住宅の価格に驚くべき差ができてしまいます。

プレハブメーカーやハウスメーカーが一般工務店より利幅を多く取ることができ、全国的に急成長できたのは、住宅価格に幅があって、どんな価格で販売しても買い手に受け入れられる価格構造が出来上がっていたのです。

とても一般の方々に、価格に見合う住宅なのかどうかの判断は付けられません。

当時ハウスメーカーの使う材料の品質は中程度でした。口の悪い方が安い材料で見かけよく造って高く売っていると言っていましたが、人の価値観は十人十色で、デザインを重視される方にはハウスメーカーの住宅が人気のように思います。

ハウスメーカーの住宅原価

我が国最大手ハウスメーカーの住宅直接原価(住宅を造る直接のコスト)は、販売価格の35%だと業界紙に書いてありました。

売値3千万円の住宅の原価は1千50万円だと聞いて驚きます。大手ハウスメーカーは儲け過ぎなのでしょうか。

いいえ、そうではありません。

大手ハウスメーカーは、住宅の総合展示場に高額の家賃を払って、数多くのセールスマンを配置して、大きくて立派な展示住宅を造っています。

住宅展示場の多くは新聞社やテレビ局が主催しています。

新聞社やテレビ局は地主さんから土地を借り、ハウスメーカーに出店してもらい家賃をとって運営しています。

場所によっては月々の家賃が何百万円もする人気の場所もあるようです。

地元の工務店の場合

総合住宅展示場には地元の工務店が出店するケースも多く、出店するだけで地代、家賃、原価償却費、販売促進費などの費用がかかります。

通常の販売価格では採算が取れないので、坪単価で8~10万円位を上のせして住宅の販売価格を設定すると聞いたことがあります。

単純に考えれば坪45万円の家を造っていた工務店が、総合住宅展示場に入った場合、上記の費用を含めて坪当たり55万円の価格となるわけです。

現在では、大手と違って、商品の魅力ブランド力、コストの削減に成功せず消滅した工務店や、総合住宅展示場から撤退した住宅会社をご存知の方も多いと思います。

総合住宅展示場に出店するとコストがかかるため、ハウスメーカーの中には、『お宅の資金計画は大丈夫ですか』と高いことを売り物にしたり、資金が無いと相手もしてくれなかったりするところもあるようです。

現在、住宅展示場はイベントを目当てに、遊びに行くところのようです。

住宅総合展示場に行って、営業マンの人柄だけで家を建てる人がいると聞きますが、住宅は技術者が現場で造る物ですから、3社ぐらいを比較検討しながら各社の建築工事現場を見学する事を忘れないでいただきたいと思います。(現場を回りながら、現場の人にいろいろ聞く事で会社の言っていることと、現場の人の言っていることと食い違いがあれば要注意です。)

人件費から見る住宅価格の不思議

話は変わりますが、職人の手間賃から住宅の価格を考えてみると、面白いことがわかります。

大手ハウスメーカーの坪六十万円の住宅とI工務店の坪四五万円の住宅と地元優良工務店坪三十万円の住宅を比べて考えてみましょう。

各会社の現場で施工を行う下請け大工さんの手間賃はいくらでしょうか。

驚くかもしれませんが、3社とも金額はほぼ同じくらいです。

そんなことがあるはずが無いと思われるかもしれませんが、現実の住宅を造る場合、ほぼ同じ内容の仕事をするわけですからほとんど同じなのが現実です。

販売の仕組みを考えるとわかることがあります。

大手住宅会社の場合はまず本社があって、その下に地区販売会社があります。

その下に地区元請工事会社があって、その下に下請け工務店があり、更に、その下に下請け施工会社があり、工事店があって直接施工する職人がいるという五層、六層の下請け構造になっています。

坪30万円の製造原価であった場合、各会社が利益を1割ずつ加えていくと、販売価格は47万9千9百円となります。

前に、外国には大手ハウスメーカーが存在しないとお話しました。

アメリカの2×4工法のように、同じような住宅を作るケースでは、材料が同じ、手間賃も同じ場合は住宅本体の差額が生じなくなってしまいます。

日本の場合は、材木や種類産地や見映えなどでひと山いくらの材料から、1本で高級乗用車が何台も買える銘木と呼ばれる高価な材料まで存在します。

わび・さびに代表される日本人の感性伝統、文化が同じ材木1本でさえ、10倍、100倍の価格を生み出しました。

ここに同じ間取りの住宅でも価格に大きな差が出る理由があったわけです。

大手ハウスメーカーを含め各工務店の住宅が価格に見合う材料を使っているかという話は別にしても、日本の歴史の中で同じような住宅でも、価格差を容認する住宅文化、伝統を知ることができます。

どこの会社で住宅を購入するにしても、そこの会社の規模、理念、社風などによっても長所、短所があるわけで、良さばかりに捕らわれない冷静な判断が必要です。

住宅メーカーの特性と販売方式

フランチャイズ系の住宅メーカー、ローコスト住宅会社の名前をよく耳にするようになりました。

どこがどう違うのか素人にはさっぱりわかりません。値打ちだと思って行ってみたら、いろいろなものがオプションで一体いくらになるのかさっぱり分からない場合もあります。(現在のところ雨戸も網戸も、シャワートイレもオプションのFCやローコスト住宅会社 が多いようです。)

こういった会社は本体価格を低くしておいて、オプションで金額を上げる方式のようです。

契約金額は予算内だったのに、工事の途中で追加をしたために最終段階で思いがけない金額になったと体験者が話してくれました。

そうかと思えば、フル装備と銘打って何も追加しなくても良い装備の住宅ですと言っているフランチャイズ系の会社、ローコスト住宅会社があります。

見積りしてみると、フル装備でほとんど追加のない住宅なのに思いがけない諸経費にびっくりしてしまうことがあります。

販売する立場から、いかに買い手が有利で得をするように見えるかにチエを絞っているようで、見せかけは違っていても結果は同じになるようになっています。

おいしい話には裏があるわけで、必要以上の期待はだまされたと感じますので、はじめから冷静に対応することが大切です。

フランチャイズ系の住宅会社の特徴

フランチャイズの住宅会社は、ハウスメーカーが全国に勢力を伸ばしていく段階で、工務店、住宅会社の対抗手段として誕生した方式です。

フランチャイズに入るには本部に契約金を払い住宅の独占販売地域を購入します。さらに月々にテリトリー料ロイヤリティ支払義務が発生します。

木造住宅のフランチャイズの成長期においては、建設業界の既存の商品配送ルートを中抜きにするだけで、住宅価格の低減に成功しました。

フランチャイズの中には住宅建材メーカーが、フランチャイズ本部にバックマージンを支払わなければならないところもありますが、フランチャイズ会社の方が一般工務店よりは有利な仕入れになっています。

現在ではフランチャイズにも実力差が出てきて、指導力のない本部商品力の劣るフランチャイズから脱退して独立したり、費用が安かったり有利なフランチャイズに変わる会社も出ている状況です。

現在のフランチャイズは価格より安心を買う住宅会社のようです。

フランチャイズに加入している人たちは、設備業者であったり、不動産業者であったり、鉄筋コンクリートの専門業者やアパートの店舗を造っていた異業種の方々も多く見受けられます。

住宅建築のプロでは考えられないすばらしい発想を持つ反面少数の方に限ったことですが、目を疑いたくなるような現場に遭遇したことも過去にありました。(経験ある建築士が、施工の管理をされている会社なら大丈夫です。)

フランチャイズも大手ハウスメーカーと同じで、全国統一仕様統一価格なのは少し疑問で各地域の特性のある住宅があったらよいと思います。

とうとう住宅にも客寄せオトリ商法

企画住宅、間取り限定販売方式のトリック

食品スーパーで1パック十円の卵特売で販売されています。同じようにティシュペーパーが1箱百円で販売されます。ほとんど一人1個限定で、お店の損失を最小限に抑えるように計算されています。

お客さんは目玉商品につられて店にやってきて、特売品と他の商品を買っていく事で店の利益を出すように計算されています。

住宅会社でも食品スーパーの卵やティシュペーパーのごとく、まるでパチンコ屋の新装開店方式で住宅を販売していく会社が現れました。

住宅を販売するのに赤字では販売できないので、びっくりするくらい安い価格の特売商品(企画住宅)を広告に出しながら、誰でもが買えないような仕組みがしてあります。

一般のお客さんはチラシにつられて展示場に出かけます。そこで、安い価格で買える住宅はチラシに明示してある限定の間取りが変更なく建てられる方に限ることに気がつきます。

びっくりするくらいの安い価格の住宅は客寄せの住宅です。

これはスーパーの客寄せ商品と同じ考え方です。

このプランをそのまま自分の敷地に建築できる場合に限られています。

そのため、ほんどの人が建築条件からはずれます。

住宅の場合、高額なので客寄せの商品(住宅)が売れては会社が困ります。

チラシの目的が展示場に来場したお客の中から人の良い優良顧客を獲得してフリープランで利益の出る住宅を売ることなのです。

限定住宅を買えない人でも、客寄せ商品の価格イメージが頭に残り、値打ちだと勘違いして契約してしまうとのことです。

私たちは、地元で住宅を販売する者として、1件たりとも、企画型の住宅を販売しようとは考えていません。

なぜならば、お客様が百人いれば百通りのプラン間取りになる事を知っています。

敷地の形状、前面道路との関係、日当たり、家族構成、年齢、生活時間帯、地域特性、趣味など、末永く楽しく幸せに暮らすための住宅を、決まった間取りでそのまま敷地に収めるという考え方はありません。

安いといって暮らし方に不自由を感じる住宅は決して人の住む家ではないと思います。

ではどんな家が良いのでしょうか。

私たちは、家族仲良く、健康で楽しい時間を過ごさせてくれる住宅が最高だと思っています。

当然、品質、価格、性能、耐久性、丈夫さを踏まえてベストバランスを実現できた場合です。

家族が病気になったり、子どもの登校拒否、家庭内暴力、夫婦不和などの原因を住宅づくりに持ち込まないようにするお手伝いが私たちの使命だと思っています。

輸入住宅で失敗しないために

輸入住宅を購入して外部の窓ガラスが割れて、取り寄せるのに3ヶ月間待たされた人がいました。

同じように入居5年で、すばらしい出窓なのに、部品が取り替えられなくて開かずの窓になった住宅もあると聞きます。

輸入住宅のすばらしい外観すばらしい無垢の扉に一目ぼれして、県外の業者に建ててもらった人の話です。

県外の業者ですから、少しの補修・メンテナンスには来てもらえなかったようです。

遠方だからとあきらめて、近くの建具屋さんに調整を頼んでみたところ、3度目にはもう修理は無理と言われてしましました。

実際、大きな重い扉が動かなくて、困っている人がいるそうです。

このような住宅を建てる場合の注意点は、消耗部品の配送ルートが確立されているか、部品を外国から取り寄せられるか、期間・費用はどれだけかかるか、メンテナンスはしてもらえるのかの確認を忘れると大変なことになります。

住宅はアフターメンテナンスの費用住宅価格に含んでいると考えて住宅と業者を選ぶことが大切です。

気候風土の違う地域の住宅・新工法の住宅は最初に買わない

2×4工法の国内ハウスメーカーの住宅で、雨漏りによるクロスのシミが大発生したことがあります。

壁をはがしてみると、雨漏りではなく、湿気が壁内に入り込み結露して、カビが大発生したことがわかりました。

連続する壁のシミのないところをはがしたところ、そこだけ電気の配線が通っており、電気配線のためにあけた小さな穴から湿気が抜け出し、そこだけカビが繁殖しなかったと判明しました。

以上の話は以前の輸入住宅が我が国の気候風土に合わなかったことの実例です。
『ハウスメーカーの体面上、事実を公表できないため、雨漏りということで処理しました』と、ハウスメーカーの下請け業者が教えてくれました。

『今後、再びカビが発生しないように、お客に内緒で壁に穴をたくさん開けてきました』と話してくれました。(2×4はファイヤーストップ構造と呼ばれる工法で、壁に穴を開けることは、本来の主旨からはずれます。)

日本の気候風土においては、湿気対策が不可欠です。上記の構造で壁に湿気が入り込み、湿気の逃げ道がなく、外壁が腐りだし、手の施しようがなくなったケースも実存します。(日本において、湿気の低い国の住宅をそのまま建築することで起こる弊害が、数々報告されています。知り合いに建設関係の方がいたら尋ねてみると意外な話を聞くことができます。)

同様に木造の在来工法においても試行錯誤の中で失敗と成功を繰り返しながら、住宅が改良されています。

新工法というおいしそうな話には、思わぬ落とし穴が待ち受けていますので、安易に飛びつかない注意が必要です。

どんなに素晴らしい工法、材料でも現在の方法が、我慢しきれないくらい不愉快な場合か、新工法、材料が過去のものより数段素晴らしいものである場合を除いて、注意が必要です。

その会社が売り込みを目的として強く勧める場合は要注意ですが、自分がどうしても採用したい場合は、その関係工事の覚書、もしくは保証書を出してもらう事です。(内容としては、無条件補修を明記すること。)

現在では高気密高断熱の住宅の新工法の採用によって、床下の木材の腐敗などよる弊害が報告されています。

同じく高気密高断熱住宅の基礎断熱において、基礎の外部において断熱工事を行なった場合のシロアリの通路になる可能性が報告されています。

新工法の採用時には各種の弊害が出ますのでいざという時に頼れる安心のできる会社を選ぶ注意が必要です。

シックハウス症候群

住宅材料の変化に伴い健康を害した人々の話題が取り上げられた時期があります。

新築病とも呼ばれるシックハウス症候群は、主に接着剤に含まれるホルムアルデヒドが空気中に溶け出し、目がチカチカしたり、頭痛や体調不良などを引き起こしたりします。

まれに死にいたる人もいるとのことです。

同じ住宅で何も感じない人もいますが、ひどい症状の出る人もいます。

10年から15年前の住宅において、ホルムアルデヒドが合板の接着剤や、壁紙の糊に大量に使われたため、閉め切った新築の住宅で目がチカチカした記憶があります。

現在では、建材メーカーがノンホルム化低ホルムの製品に切り替えられてきましたし、壁紙の糊はノンホルムタイプが常識になりましたから、これから住宅を造る人にとっては、さほど神経質になることはありません。(ただし、無神経・不勉強な業者は別です。)

現在シックハウス症候群にかかっている方々は、大変お気の毒です。

実は人体に及ぼす物質はホルムアルデヒドだけではありません。

揮発性有害物質と呼ばれる空気中に溶け出し、人体に影響を及ぼす数々の物質が存在します。

たまに、新築で引越しされたお客様の家を訪問すると、目がチカチカしたり、鼻にツンと刺激があったりとそんなときがあります。

その原因は家具の接着剤や衣服の防虫剤です。

残念ながら、家具の接着剤や衣服の防虫剤は、人体に悪影響があっても、規制がありませんので早い対策が期待されます。

私もベッドを買い換えて同様の体験をしました。

家具は、ひと昔前まで国内に一大生産地がありましたが、現在では人件費を含むコストの関係で、接着剤の規制のない東南アジアに拠点が移されました。

そのため過去においては、残念ながら家具に使われる接着剤に不安がありました。
現在ではわが国からの指導が入り心配も少なくなったようです。

過去、新装開店の家具屋さんに出かけてシックハウス症候群にかかった経験をされた方があったかもしれません。

もし店内に入って目がチカチカしたり、鼻にツンときたり、頭が痛くなった経験があれば、自分がシックハウス症候群にかかりやすい体質である事を自覚してください。

現在では、有害物質を吸着し分解する製品が数多く製造されるようになりました。スプレーで壁に吹き付けるものや、壁紙の糊の混ぜるものなどいろいろで今後も、いろんな製品がどんどん出てくるように思われます。

高気密高断熱住宅を考える

カビダニが原因で、喘息アトピーが発生することをご存知ですか。

高気密・高断熱住宅を建てたのに、喘息やアトピーで苦しむ人がいるなんておかしな話だと思います。高気密高断熱住宅はよく理解したうえで建築することが必要で間違った生活習慣は病気の元です。

高気密・高断熱住宅を、政府が金融公庫で特別割増融資までして推奨した本当の理由が実はエネルギー問題に対する海外政策のひとつなのです。

高気密・高断熱住宅を推奨する政府の方針は石油を含めたエネルギーの消費量を減らすためのものであり、住む人の健康を考えたものではないようです。

つまり、国際間の体面上、諸外国に対して取られた外交的政策のようです。

地球の温暖化を阻止するために、住宅の断熱性・気密性を上げることで、単純に灯油を含めたエネルギーの消費を控え二酸化炭素の放出量を減らすことを狙った政策なのです。

地球の温暖化を防止するというすばらしい大儀名文はありますが、高気密高断熱住宅を採用するには喫煙を含めた普段の生活態度や、空調設備、換気方式に対する正しい理解があって、それを実行できる決意が必要です。

さらに温暖な地方で気密性を上げることの弊害も発生しますので、手放しに受け入れるには家族全員の意見の統一が必要です。

住宅建築をお考えの方々の中に、高気密・高断熱住宅が最高の住宅だと思い込んでいる方が多いように思います。

北海道や東北地方で、現在、高気密・高断熱住宅の弊害が次々と検証されています。

気密性を高めた住宅では、綿密な計画換気が必要です。

換気が不十分な場合は、健康を害するばかりか、住宅の寿命まで縮めてしまいます。(実例が多数あります。)

ある方の体験をお話します。

それは高気密・高断熱・全室計画換気システム装備住宅でした。

ある部屋で、かび臭い臭いがします。そこにいる間中、鼻が詰まるアレルギー現象を体験しました。(換気不良によって結露し、カビ・ダニが発生したと思われます。人によっては、アトピーや喘息の原因にもなります。放置すれば構造材に被害も発生します。)

温暖な地方では中気密高断熱工法の方が最適であると考える専門家の方もいます。

湿気の多いわが国では基本的に通気構造をはずして家づくりはできません。

話題の健康住宅

無垢の材料をふんだんに使った健康住宅だと思っても、無垢の材料には防虫加工がしてある場合もあり、加工してみると鼻水や涙が止まらないことがあります。無垢の材料を使った健康住宅も、防虫剤漬けでは本当に健康に良いのでしょうか疑問です。

自分の健康を守るため、『備長炭』、『竹炭』、『ヤシガラ炭』や『珪藻土』まで家の中に持ち込みたい気持ちはわかりますが、完璧・ウルトラCの健康住宅を見たことがありません。

エコハウスと言いながら、高い加盟金会費を集め、話題性で営業している団体もあると聞きました。

自社(特定団体)の製品が一番良いかのごとく、他社の製品の欠点を強調して、一般の人々を洗脳している業者もいるようです。

聞けば聞くほど何を信じてよいのか判からなくなります。

家は材料の塊ではありません。

人が住んで幸せに暮らせる想いが込められてこそ住宅。

この頃住宅の販売競争もますます激化して来ました。

こんなに良い設備です。こんなにお買い得です。といった宣伝広告が多くなり、これで本当に住む人が幸せになれるのだろうかという疑問を持つ心ある人たちが増えてきました。

住宅の本来の目的は家族が幸福に暮らせる集いの場所です。

家を持って家族で楽しむ事を考えるようになって、家族の和が増えてうれしいと言っていただいた時が我々の勤めが果たせた時なのです。

私たちは住む人たちが最高に幸せになって欲しいと思って魂を込めて家づくりに取り組みたいと考えています。

私たちは、住宅が瓦やガラスや材木やコンクリートの集合体だと思って、良い材料を組み合わせた家が良い家だと考える会社になりたくないと思っています。

私たちは、地元でいつまでも心を通わせてお付き合いのできる、真実本当の家づくりを使命として考えてがんばりたいと考えています。

私たちがこの話しを通して多くの方々にお伝えしたい最大の理由が、住宅こそ家族最高の団欒の場所であること、家族の絆をしっかり確かめる場所であること、愛情に満ちた明るい子育てをする場所であること、夫婦円満の原点でもあることの確認をしていただきたいからなのです。

私どもでは子育て住宅や高齢者住宅の小冊子も無料で提供しています。

これから住宅を建てる人たちが住宅って何だろう、家族の幸せってなんだろいうといった問題意識を持っていただけるだけで、住宅造りに携わる私たちの使命の8割は達成されたと考えます。

人生を楽しむ家ってどんな家だろう

高度成長期やバブルの中では、人の幸せはお金や物質的な満足によって得られるものと多くの方々が考えてきました。

ところが現在はどうでしょう。物は満ちあふれ欲しい物が見つけられない寂しい時代
ではないでしょうか。

このような現状の中で真実の幸福とは何なのでしょうか。住宅を持てることが幸せと考えて物質的な所有欲を満足させる行為が幸せなのでしょうか。

住宅を持つための本当の目的を述べました。

簡単に言えば、夫婦円満、家庭円満、子育てが成功できる家、親孝行のできる家造りが目的です。

住宅の品質や価格、性能、耐久性や丈夫さはもちろん当たり前の事です。

本当に幸せとは自分のごく身近にあって気がつかない場合が多いのに驚きです。

さて上記の目的の家ができそうだと仮定して、もうひとつ人生を楽しむ家を考えてみましょう。

これからの話は、今まで住宅を建てる場合、建築家や芸術家の感性だと言われていた部分で一般の方々が家づくりに持ち込むことのなかった所の話しです。

外から見える素敵な景色があったとします。その景色が見える最高の場所にリビングができれば最高ですが、もし洗面脱衣室からの眺めになったとしても窓ガラスを工夫して、毎日、数分の髭剃りの時間を一生楽しめることができます。

髭剃り、洗面時間に自宅で素晴らしい景色を楽しめる最高の幸せが一生手に入れられたのです。

奥さんにとっても、家事をしながら、そんな景色を楽しめる窓を工夫すれば一生に渡って楽しい時間を持つことができるのです。

ひとつの古びた暖炉を置く事で、気に入った古い土器を置く事で、無限の時を楽しむことができるのです。

奥さんの誕生日にローソクで明かりを取って夫婦二人でワインを飲みながら、食事のできるそんな心が豊かになる時間を過ごせる住宅はいかがでしょうか。

家族が住宅で楽しむ方法はいろいろです。バーベキューのできるウッドデッキなどは、お客様を招待できますし楽しいひと時を過ごすにはうってつけです。

熱帯魚が趣味の方がいました。熱帯魚を一日眺めていても飽きることがないと言ってみえました。

熱帯魚のガラスケースを置くスペースと、小さな気に入ったテーブルと椅子があるだけで水槽を眺めながら時の経つのを忘れてしまいます。

アイランドキッチンで子供さんと一緒にお料理をしたり、お友達とクッキーを焼いたり、楽しむことに限りはありません。

奥さんやお子さんのピアノの生演奏を楽しみながら、お茶を飲める体験は味わった人でないとわからないといいます。

住まいは自分の感性を育ててくれ人生を豊かにしてくれる素晴らしいものなのです。

ホームバーやホームシアターだって楽しいでしょう。ペットと素晴らしいときを刻むための家もあるでしょう。

もし貴方の人生を楽しむ演出をお考えならぜひ私どもにお話しいただけたら幸せです。

家づくりに取り組む前段階ですること

住宅は、一生で一番高い買い物です。時間と手間をかけていろんな住宅を見ることがお勧めです。

最終的に3社ぐらいに絞り込む事を考えて、展示場や住宅の工事現場を見学すると良い。

住宅工事現場では、タバコの吸殻が落ちていないか、掃除が行き届いているか、現場の材料の管理状況は良いか、道具は整理整頓されているか、などをチェックしてください。

特に職人さんの態度はその会社を知る判断基準になりますので、声をかけてどんな会社か質問してみることが大切で、会社と職人さんの言っていることと、ずれを発見することがあります。

工法や住宅の性能や価格だけで住宅会社を決めてしまうと危険。

家は瓦やガラスや木材、コンクリートの価格価値だけでは、決めないこと。

家本来の家族や夫婦や子供、両親の幸せを実現する考え、想いが形になっているかチェックを忘れずに。

わが国では湿気対策が不可欠です。住宅の内外部の湿気がどのように排出されるか確認してください。

健康にこだわって、どんな材料を使用しているのか、どんなことに注意しているか尋ねてください。

省エネ住宅の長所・短所・陥りやすい間違いなども尋ねてください。

構造については、どの程度の強度を目指しているのかを確認してください。

どのようにコストダウンに取り組んでいるのか確認してください。

人が幸せに暮らす想いをどのように住宅造りに反映しているのか確認いてください。

住宅造りで損をしないためには、その会社の住宅造りの哲学や、思いを聞いてください。

そうすることで、その会社の理念を知ることができます。

もし、その会社に共感することができたら、実際の現場を3ヵ所以上見学して、その会社のポリシーが反映されているのかどうか確認しましょう。

その会社の住宅造りの哲学や、思いが実践され、その会社のポリシーが反映されていれば合格です。

これから家を建てるあなたへのお願い

この本文の中で、地球温暖化について一部触れてみました。

残念ながら建設業界の中にあっては、外装材・内装材共、多くのエネルギーを消費して製造されています。

とても地球温暖化の防止、二酸化炭素の削減とはいえない現状です。

地球環境はますます悪化して低地が水に浸かる恐れも出てきました。

しかし今日、私達は車の便利さやエアコンの快適さを捨て去ることはできません。

悲しいことですが、われわれが購入するときに価格(コスト)は最大の選択原因となります。

でも、一人一人が現在の地球環境を理解することで、許容範囲の選択枠の中から、環境に負荷の少ない製品を選び、住宅造りに反映することは可能です。

私たちの大切な地球です。皆様のご理解をお願いいたします。(現在、当会におきましては、良品廉価な住宅を目指して、必死のコストダウンに取り組んでおります。

合せて、30年、40年後において、住宅をただのゴミとして解体廃棄することなく、手軽に模様替え・リフォームでき、メンテナンスをすることで50年、100年住んでいただける住宅、環境に優しい家造りに取り組んでいます。

今後とも、皆様の厳しいご意見・温かい励ましをよろしくお願い致します。



幸せ家族の住宅相談所
アイワホーム代表 

岸 寛康


代表  

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